KOCCAはデジタル融合時代に備えてすべてのコンテンツジャンルを統合しシナジー効果を生み出すべく文化体育観光部の傘下機関として設立されました。韓国のコンテンツ技術は政府の積極的な『文化産業強国』政策をバックアップに速いスピードで発展してきています。KOCCAはCGとVFXなどコンテンツ産業の付加価値を見出せる多様な技術分野を支援しています。今回の展示では、顔認識技術、ロトスコーピング(rotoscoping)、拡張現実及びバーチャルリアリティ技術など、韓国が競争力を持つコンテンツ技術の様々な可能性をお見せしたいと思います。
これまでの拡張現実システムは高仕様のスマートフォンまたはラップトップ上でのみ動作可能でしたが、本システムは効率的なサーバー/クライアントシステムとして設計されており、ユーザが持っているスマートフォンの仕様にこだわらず先端技術である拡張現実技術を使った遺物の案内が受けられます。
モバイル端末で起動可能なコンピュータービジョンベースの拡張現実トラッキングエンジンです。現在、全世界で米国のQualcomm及びZenitumのみが持っている技術として、ARM11及び500Mhz以上の端末で機能できるアルゴリズムで開発されました。
Zftは市販されているスマートフォンプラットフォーム(ウィンドウズモバイル、iPhone、シムビアン、アンドロイド)のほとんどをサポートしており、現在 SDK作業を通じて一般ユーザが簡単に利用できるような改良を進めています。現在、1秒あたり最大25フレームの演算が可能な最新型モバイルCPUであるNvidiaのTEGRAベースのエンジンも開発中です。
http://www.youtube.com/watch?v=qgeoLayu3LI (Zenitum promo reel)
http://www.youtube.com/user/MrZenitum#p/u/4/olM58bjlMR4 (Space InvadAR)
http://www.youtube.com/user/MrZenitum#p/a/u/2/xL8YSgdQEXM (3D Reconstruction Demo)
韓国で初めて開発したWave3Dは、バーチャルリアリティ及び拡張現実コンテンツが制作できる統合ソリューションです。Wave3Dは専門的なプログラミングの知識がなくてもデザイナーが簡単に制作できるGUI(Graphic User Interface)とNode Treeシステムを提供します。また、バーチャルリアリティコンテンツはリアルタイムのレンダリング方式を使用しているため、多くの時間と費用がセーブできます。 Wave3Dの拡張現実技術は現実とバーチャル世界をミックスさせる技術として、拡張現実技術を活かしたコンテンツは特定のマーカー(Marker)かイメージ(Markerless & Image processing)方式を利用して見られることになります。
FXAvatarはFXGearの顔認識技術及びアバタ生成技術を利用して、実際の自分の顔を持つこの世の中で一つしかない自分だけのアバタを作り出してくれる技術です。顧客の正面からの顔写真1枚を利用し、3Dの顔イメージを自動的に生成し、そこから体型、希望するヘアスタイル、衣装、アクセサリーなどを選択することが出来ます。
このようにオンデマンドで生成されたアバタはゲームやSNSの中でキャラクタとして登場して、会話したり、オンラインショッピングモールで自分の代わりにバーチャルに服を着てみたり、簡単な整形をして変わった自分の姿を事前に見ることも出来ます。
世界で初めて紹介する3DBlu-ray商品として、3D立体Layerアニメーションを利用して「世界名作童話」を3D立体コンテンツとして創りました。これまでの2D図書を立体化し、コンテンツの企画と制作の期間を大幅に短縮しました。また、原画の質感と色感を活かし、原画が持っている感性をそのまま伝えることができます。現在、世界名作童話4本を制作・販売中であり、今後22本を新たに制作し、3D放送と一般放送兼用のコンテンツとして国内外に配給する予定です。